今回より水について、
書きたいと思います。
水は46の栄養素ともう一つ、
人が生きていくうえで不可欠なものです。
初回は少しヘルスケアとは離れますが、
そもそも水とは何か?
と言う事について書きます。
ちょっと化学的な話になりますが、
豆知識としてお読みください。
1.水の構造
まず水の構造についてですが、
皆様、水の分子式って覚えてますか?(^_^;)
すいへいりーべ…で覚えたやつが元素記号、
その組み合わせで物質の構成要素を表したものです。
水はH2Oです。
これはHが水素原子、Oが酸素原子で、
水素原子が2個、
酸素原子が1個くっついてるって事なんです。
(因みにこれは水が液体の場合で、
氷(固体※)だと H4O5になります。)
それぞれの原子は酸素が-、
水素が+の電荷を持っていて、
結合角度:104.5° でくっついてます。
  ところで水が氷る温度(融点) は?
逆に沸騰する温度(沸点)は?
…そうです。
融点が0℃  、沸点が100℃ です。
しかし!
 H2O分子は、実は融点が -100℃、
 沸点が-80℃ なんです⁈
実は水はH2Oの単独集合ではなく、
各水分子が水素結合した会合体
(クラスタ)というものなんです。
実は水が人の体に良い水かどうかは
この結合の仕方に関係しています。
(やっと話がヘルスケアに繋がった)
身体の化学反応に作用する事を生理活性といいますが、
水分子の結合の仕方により、
生理活性の度合いが違います。
①5つ鎖型:五員体    常温に多い。生理活性なし
②5つ環型:五員環    常温に多い。生理活性は弱い
③6つ環型:六員環    温度が下がると多い。生理活性が強い
特に六員環のものは、別名「若返りの水」と言われています。
因みに家庭でも以下の方法で作れます。
①冷凍庫で半分水を凍らす
②凍ってない水を捨てる
③凍った水を溶かす
ただこの構造は安定しておらず、
常に変化しています。
(10の-12乗秒で変化する)
2.水の性質
2-1.混合性と溶解性
水分子の62%は隙間である為、
水分子には他の分子と混ざる(※2)、
溶かす(※3)性質があります。
逆に水に混ざらないものを疎水性物質といい、
代表例は油です。
そして水に馴染むものを親水基、
油に馴染むものを疎水基といいます。
2-2.表面張力
水と他の物質の境目を界面といい、
界面付近では水分子の連結力が強くなり、
他の物質に排他的に働く性質:表面張力がある
因みに石鹸などの界面活性剤は、
親水基と疎水其からなり、
水の表面張力を弱める事で、
汚れなんかが溶けたり、
混ざりやすくなるわけです。
さてさて、少し小難しい話でしたが、
いかがでしたか?
ふーん、そうなんだ…ぐらいに思って貰えたらOKです。
ではまた次回に( ^_^)/~~~
(※)
氷:無秩序の結晶
結晶体でも非結晶体でもない
酸素:結晶体
水素:10の-4乗秒で動く
(※2 混合例
アルコール60%:体積が3%減る。
アルコール40%:アルコール分子が安定)
(※3 溶解性
・塩析    砂糖水にアミノ酸を加えるとアミノ酸が沈殿する
・塩溶    アミノ酸に尿素を加えるとアミノ酸が溶解する)

 

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