前回まで水について、
特に飲料としての水について書きました。
今回からは水は水でも、
つかる方の水(?)、つまりお風呂、
入浴について書きたいと思います。
まずは入浴する事によりどんな効果があるか?
ですが、入浴の効果には大きくわけて、
3つの効果があります。
1.浮力
水中に身体を浸けると、
1.浮力
水中に身体を浸けると、
押しのけた液体の重さに等しい浮力が働きます。
浮力が働くと下半身への体重の負担が軽くなるため、
浮力が働くと下半身への体重の負担が軽くなるため、
膝や腰の痛みが減少します。
身体のどの部位まで浸かるかによって、
身体のどの部位まで浸かるかによって、
体重の減少率が変化します。
(膝下で0%、太ももで10%、へそで50%、
みぞおちで70%、肩で90%減少する。)
また体重減少に伴い負担が減り、
水中では運動がしやすくなる効果もあります。
2.静水圧
静水圧とは静かな水の中で働く圧力、
2.静水圧
静水圧とは静かな水の中で働く圧力、
水圧の事です。
水圧は皮膚へのマッサージと同様の効果を与え、
水圧は皮膚へのマッサージと同様の効果を与え、
静脈還流が起こります。
(静脈還流:身体の末梢部の静脈血が身体の中心部にある心臓へ移動する事象)
これにより足のむくみがとれたり、
これにより足のむくみがとれたり、
浮腫が軽減する効果があります。
しかし、水圧により胸が圧迫されるため、
肺活量が減少したり、心臓へ負担がかかります。
そのため、高血圧や呼吸器系が弱い人は注意が必要です。
3.温熱効果
温熱により以下の効果があります。
・体温上昇
温まった血液が全身に循環するため、
3.温熱効果
温熱により以下の効果があります。
・体温上昇
温まった血液が全身に循環するため、
体温が上昇する。
・疼痛緩和(とうつうかんわ)
痛みを感じる神経の閾値があがり、
・疼痛緩和(とうつうかんわ)
痛みを感じる神経の閾値があがり、
痛みが緩和される。
・筋肉、腱の緊張緩和
熱によりコラーゲンが柔軟になり軟部組織が伸張されるため、
筋肉や腱の緊張が緩和する。
・血行改善
血管が拡張される事で末梢血管抵抗が減少し、
・筋肉、腱の緊張緩和
熱によりコラーゲンが柔軟になり軟部組織が伸張されるため、
筋肉や腱の緊張が緩和する。
・血行改善
血管が拡張される事で末梢血管抵抗が減少し、
血液量、血流速度が増加する。
血圧が降下したり、静脈血が動脈血化して
血圧が降下したり、静脈血が動脈血化して
酸素供給も改善される。
・免疫機能の調整
入浴温度により免疫機能が調整される。
ぬるま湯の場合:
・免疫機能の調整
入浴温度により免疫機能が調整される。
ぬるま湯の場合:
NK細胞などの活性化により免疫が増強。
高温、低音の場合:
高温、低音の場合:
免疫が抑制。
・組織タンパク修復
熱によるストレスがあるとHSP70の発現量が増加する。
(HSP70:生体内のタンパクの修復・管理をするタンパク質)
・皮膚のリフレッシュ
表皮の細胞が水により膨れる(膨潤)ため、
・組織タンパク修復
熱によるストレスがあるとHSP70の発現量が増加する。
(HSP70:生体内のタンパクの修復・管理をするタンパク質)
・皮膚のリフレッシュ
表皮の細胞が水により膨れる(膨潤)ため、
シワが減少する。
皮脂、角質細胞間資質、
皮脂、角質細胞間資質、
天然保湿因子が温水に溶け出し、
新陳代謝が促進される。
・カロリー消費
水中では不感温度(35-36度)より高くても低くても基礎代謝が上昇する。
→20分入浴での湯温による消費カロリーの違い
39℃:50kcal、40℃:100kcal
・カロリー消費
水中では不感温度(35-36度)より高くても低くても基礎代謝が上昇する。
→20分入浴での湯温による消費カロリーの違い
39℃:50kcal、40℃:100kcal
42℃:220kcal、25℃:100kcal
・利尿
心臓の負荷を下げるため、
・利尿
心臓の負荷を下げるため、
血液中の水分を尿にして体外へ排出する。
以上です。
次回は入浴法の種類とそれぞれの効果について書きたいと思います!
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