今回からは5大栄養素の最後の一つ、
ミネラルについて書きます。

ミネラルは酸素、水素、炭素、
窒素以外の114種類の元素の事で
体内で合成出来ない必須栄養素です。
欠乏症も過剰症もあり、
8割が骨、1割が筋肉にあります。

主に以下の働きを担ってます。
①骨、歯、筋肉、皮膚、臓器の構成成分
②体内の浸透圧やpHを調節する
③体内で化学反応に関わる酵素の働きを助ける
次に主要なミネラルの特徴です。

・カルシウム
最初はカルシウムです。
体重の約2%、骨と歯に99.99%、
残りが血液(1/10000)
と筋肉(1/100000000)にあります。

骨、歯を形成、筋肉収縮、血液凝固、
神経の興奮伝達、ホルモン放出、
そして受精にも関与します。

☆カルシウムパラドックス
生理機能に役立つ1%が不足すると、
骨より取り出されますが、
骨から溶かしたカルシウムは、
量をコントロールできない為、
骨粗鬆症などの原因になります。

また血中、平滑筋内の濃度が必要以上に上昇すると、
筋肉が収縮し、血管が狭くなります。
これは結石、高血圧の原因になります。
その為、高血圧の人に処方されるのが、
カルシウム(チャネル)拮抗剤で、
必要以上にカルシウムが平滑筋に入らないようにします。

推奨量(日):
男-650-900mg 女-600-700mg
上限 2300mg
他のミネラルとのバランス:
Ca:Mg 1:2-3、Ca:リン 1:2が理想的な比率

吸収部位:
胃0%、十二指腸・空腸33.3%、
空腸・回腸66.7%、大腸0%
体内では以下の方法で吸収される。
・能動輸送(小腸上部(十二指腸・空腸)ph5-6)
→積極的にエネルギーに変える。
25才までさかん。
・受動拡散(小腸下部(空腸・回腸)ph7-8)
濃い→うすくする。

吸収促進:
以下のものと併せて摂取すると、吸収が促進される。
・CPP,クエン酸
キレート化、Ca吸収阻害成分から守る。
・リジン、アルギニン
アミノ酸と一緒に吸収される。
・オリゴ糖、乳糖
腸内環境整備。腸内を酸性にする。

☆女性に骨粗鬆症が多いのは?
女性ホルモン(エストロゲン:破骨細胞を抑制)
が原因です。
閉経するとホルモンが少なくなる為。

…その他ミネラルは次回に!(^-^)/



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