さて今回からは、
水の安全性について書いていきます。
最初に断っておきますが、
日本の水道水の水質基準(※)は厳しく、
一生飲み続けてもめったに健康被害にあわない、
非常に安全な水です!
雨水等の原水は、
浄水場で様々なろ過法(※2)でろ過され、
塩素消毒(※3)された後、
各家庭へ送られています。
この過程で人体に有害なものは大部分除去されます。
しかし、残念ながら100%ではありません!
浄水場から家庭へ届くまでには、
まだ様々な汚染原因により水は汚染されます。
☆水の汚染原因
1. 総トリハロメタン
→メタンの4つの水素原子のうち、
3つがハロゲンに置換した化合物の総称。
水と塩素が反応して発生させる。
発ガン物質とそうでないものがある。
・発ガン物質
クロロホルム、プロモジクロロメタンなど
・発ガン物質でないもの
ジブロモクロロメタン、ブロモホルムなど
2.硝酸態窒素、亜硝酸態窒素
→化学肥料等に含まれる窒素が酸化して変化。
体内のアミン等の有機物と反応して、
N-ニトロソ化合物(発ガン物質)を生成する。
また赤血球のヘモグロビンをメトヘモグロビンに変える。
メトヘモグロビンは酸素を運べない。
・引き起こす疾患:
ブルーベリー病、家畜のぽっくり病、
副腎機能不全、心臓奇形、心不全、
肺機能不全、糖尿病
3.トリクロロエチレン
→メッキ後の洗浄剤に含まれる。発ガン物質。
4.テトラクロロエチレン
→ドライクリーニング用洗浄剤、金属脱脂洗浄、
香料、殺虫剤などに含まれる。発ガン物質。
5.トリクロロエタン
→溶剤などに含まれる。発ガン物質。
6.寄生虫
クリプトスポリジウム、ランブル鞭毛虫など
→集団下痢症を引き起こす。
これらのなかで特に厄介なのが、
トリハロメタンです。
大概のものは煮沸消毒で消毒出来るのですが、
トリハロメタンは煮沸しても逆に増加したりします。
これらの対策として、
・浄水器による除去
・市販のミネラルウォーター
などが考えられます。
そのお話はまた次回に続きます。(^-^)/
(※)水道水質基準
(※2)ろ過法
・緩速ろ過法
沈殿→砂ろ過→さらし粉殺菌
好適速度:3m/d
デメリット:沈殿に8h、全体15d-40dが必要
・急速ろ過法
前塩素処理→凝縮沈殿→砂ろ過→塩素消毒
好適速度:150m/d
デメリット:塩素による人体への障害
・高度浄水処理
生物処理→凝縮沈殿→砂ろ過
→オゾン処理→粒状活性炭処理→塩素消毒
日本での普及率は30%程度
(※3)
【塩素】
効果:
消毒・殺菌(細菌類)、殺藻(藻類)、
酸化(アンモニア、亜硝酸、硫化水素)、
脱臭(芳香臭、藻臭、硫化水素臭、腐敗臭)
デメリット:
・トリハロメタン等の発ガン物質を発生
・酸化還元電位の上昇
(エネルギーを放出しやすくなる水)
・活性酸素を多量に発生→体内細胞を障害
・腸内細菌の発育障害
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