眠りの深さについて書きます。
よく「浅い眠り」、「深い眠り」と言いますが、
睡眠には睡眠状態によって段階があります。
眠りは大きくレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、
さらにノンレム睡眠で4段階に分かれます。
(レム睡眠とノンレム睡眠については、
また別の機会に書きます)
【睡眠段階 (眠りの深さ)】
・覚醒状態 脳波:β波(14Hz以上)
これは通常を起きて、活動している状態です。
・リラックス状態 脳波:α波(8-13Hz)
これもまだ起きている状態ですが、
安静にして、落ち着いている状態です。
・ノンレム睡眠
・睡眠段階1 脳波:α波減衰、θ波(4-7Hz)が出現
眠りの初期状態です。起きたときにまだ記憶があることもあります。
緩除眼球運動が最も多く、入眠時心像が発生します。
※緩除眼球運動:意思に関係なく起る目の左右への振り子運動
※入眠時心像:入眠期に生じる夢に似た心理的体験。
鮮明で幻覚に類似
・睡眠段階2 脳波:紡錘波(12-16Hz)、K複合波が出現
完全に意識が無くなり、起きた時に記憶がないのがこの状態です。
・睡眠段階3 脳波:δ波(0.5-2Hz)が20%以上
・睡眠段階4 脳波:δ波が50%以上
一般に「浅い眠り」と言われるのは、睡眠段階が1,2の時です。
逆に「深い眠り」と言われるのは、
徐波睡眠と言われる睡眠段階が3,4の時です。
・レム睡眠 脳波:睡眠段階1と同様
脳波はノンレム睡眠の脳波と同じですが、眠りは深いです。
脳波と睡眠の深さが一致しないため、「逆説睡眠」と言われます。
オトガイ筋の筋電位が最低になり、急速眼球運動が出現します。
急速眼球運動が頻発する時期(phasic期)、
殆ど出現しない時期(tonic期)があり、
phasic期に起きると夢内容の明晰度が高くなります。
「眠り」はノンレム睡眠から始まり、
「浅い眠り」から「深い眠り」へ段階を経て、
レム睡眠へ移行していきます。
この一連の流れは80-100分単位の周期で繰り返されます。
よく、「眠りは質」が大事といいますが、
ノンレム睡眠の4段階とレム睡眠の周期を含む事が、
質の良い眠りの条件となります。
ちゃんと周期を含んでいるか、
睡眠計で自分の眠りを分析してみましょう!
以上で~す。
それではまた次回に!
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